家を買うか借りるかどちらがお得かを調査

家が欲しいけれど、買う方がいいのか借りる方がいいのか、決断できなくて困っているという人は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、住宅ローン完済後は、結局のところ賃貸よりも持ち家の方が資産となりメリットがあるといえます。

こちらの記事では、持ち家の魅力をアンケートなども踏まえながら探っていきます。

この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)

東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151

実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。

◆2世帯に1世帯は持ち家

家は借りる方がいいのか買う方がいいのかというのは、引越しを考える人の多くがぶつかる問題です。

 

では、日本における持ち家率は一体どれくらいあるのでしょうか。

 

総務省統計局の調査によると、日本における住宅のうち、なんと61%以上が賃貸ではなく持ち家であるという結果が出ています。 

 

さらに下記の表は、持ち家率の高い都道府県を示したもので、一位の秋田県は実に77.3%もの世帯が持ち家に暮らしていることがわかります。

 

出典:総務省統計局「都道府県別で見る住宅状況」

 

さらに、下の表をご覧ください。

 

こちらも総務省統計局が集計したデータの一部をまとめたもので、高齢者が居る世帯の持ち家率を表わしています。

 

出典:総務省統計局

このように、高齢者が居る世帯になると、80%以上もの世帯が持ち家を所有しているということになるのです。

 

これは、非常に割合としても高いと言えるのではないでしょうか。

 

これらの統計を見ているだけでも、家は借りるよりも買う方がいいと考える人が多いことが明らかになってきます。

 

次の章では、すでに家を購入している人から調査をした持ち家の魅力をご紹介していきます。

    

◆持ち家の魅力は資産になること

先ほどの章で、日本における持ち家率の高さを知ったとしても、長らく賃貸に暮らしていると、このままずっと家を借りるというのも悪くはないかもしれないという考えが浮かぶという人もあるのではないでしょうか。

 

もちろん賃貸には賃貸のメリットがありますが、家を買うことに対するメリットは、賃貸で暮らすことの利点よりもかなり大きなものがあります。

 

この理由については、下記のグラフをご覧ください。

 

これは、東京都が調査した都政モニターアンケートにおける、持ち家のメリットをまとめたものです。

 

出典:2020年度第6回インターネット都政モニターアンケート「東京の住まいについて」

 

ご覧いただいてわかるように、住居費の負担軽減や、建て替えの自由度がメリットだと感じている人はもちろん多く、更に群を抜いて高い結果となったのが自己資産になるという理由が挙げられました。

 

当然ながら、賃貸に暮らしているとずっと大家さんや不動産会社に家賃を支払い続けるということになりますが、結果的に手元に残るものは何もありません。

 

ところが、家を買う場合だと、住宅ローンの支払いが終われば、その家は資産として自分の元に残ることになるのです。

 

当然、家を購入するということは、人生においても大きな買い物であるだけに、そう簡単には決められないという事実もあるかもしれません。

 

しかし、下記の表のように、賃貸で暮らしていた時の家賃と同等の金額を住宅ローンに充てているというパターンが実際には多くあります。

 

ですから、結果的に資産を手にいれることができるとなると、家を借りるよりも買う方が魅力的である理由として「資産となる」は納得がいく結果と言えるでしょう。

 

出典:株式会社リクルート SUUMO

 

◆資産価値の高い家とは?

 

家を借りるよりも買った方が将来的に資産となることを理解していながら、この先の資産性をイメージしないままに家を購入するに至る人が多いのも事実です。

 

せっかく、賃貸よりもお得な理由がわかったのですから、出来るだけ資産価値が下がらないような購入の仕方を知っておきたいものです。

 

何故ならば、もちろん終の棲家として暮らし続けることもありますが、場合によっては老人施設に入り、その際に持ち家を手放すということも起こり得るからです。

 

ですから、ただ老後に安心だからという理由で家を購入するという考え方だともったいないと言えます。

 

いざ、資産として持ち家を扱う時のためにも、出来るだけ価値を持ったまま売却できることを考えておく必要が出てくるのです。

 

資産価値の高い家として、やはり譲れないのが立地の問題です。

 

出来るだけ駅に近いとか、市街地に近いなどといった利便性は物件のニーズとしても非常に高い条件としてあげられます。

 

これは、売却という手段だけではなく、もう一つの資産運用として挙げられる賃貸として貸し出して収益を得るという資産運用においても当てはまる条件です。

 

将来的に、自分の家があるエリアがどういった場所に発展していくのかをイメージしておくことも非常に大切です。

 

いずれにしても、そもそも家を借りるという選択をしていれば叶わない資産活用ということになるのです。

 

これらを踏まえても、借りるよりも買う方がお得であることが言えるのではないでしょうか。

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