独身の中古住宅購入について解説します。
マイホーム購入に関して大切な点なのでご参考くださいませ。
独身でマイホーム購入する人の割合は?新築・中古検討割合なども解説
独身世帯で住宅を買う人は、どれくらいいるのでしょうか。
以下のデータは、住宅購入者の中で一人世帯の割合になります。
住宅の購入と言えば、出産・結婚など生活スタイルが大きく変わるタイミングですね。
しかし、上記のようにマンションでは5人に1人は一人世帯です。
住宅を購入した一人住まいの人の理由は以下の通りです。
賃貸か持ち家か決めることは悩みどころですが、両者はそもそもの性質が違います。
賃貸は大家さんへ家賃を支払う代わりにその家に住むことができ、いくら賃料を支払ってもその家は大家さんのものです。つまり、賃料は費用。
一方で住宅を購入した場合、返済する住宅ローンは資産へと変わり、住宅の購入には資産形成の性質があります。
住宅の購入には維持費がかかりますが、住宅ローンを完済してしまえば賃貸よりも住居費がかからないため、老後の住居も確保可能です。
それでは1人暮らし世帯の場合、どんな家に住むのでしょうか。
新築と中古では、新築を検討する人が多く、検討種別で最も多いのは新築分譲マンションになります。
検討していた住宅種別
※上記調査では、既婚者でひとり住まいをする人を含む。
また、上記の結果から、一人暮らし住まいで住宅を購入する人は、マンションを検討する人が多いことがわかりますね。
独身世帯へおすすめは中古住宅【購入のメリット】
前章では、一人住まいの人は新築を検討する人が多いと解説しました。しかし、独身世帯には中古物件もおすすめです。
独身の人が中古住宅を購入するメリットは、新築に比べて購入費用を抑えられ、生活スタイルの変化で買い換えも可能な点です。
上記のデータでは、新築のマンションの所要資金が最も高く4,521万。
それに比べて中古マンション平均は3,110万、中古戸建は2,574万です。
現在独身でも、今後結婚する可能性がないとは言い切れません。
そんな時に多額の住宅ローンが残っていた場合、売却価格によってはローンを返済できずに住み替えできない可能性もあります。
駅から近い手頃な中古マンションを購入していれば、住み替えが必要になった場合でも売却先が見つかる可能性も高いです。
また、荷物が多い人や、家で仕事をする人は中古戸建てもおすすめです。中古戸建ては同じ価格帯の新築に比べて広く、階数で居住スペースと仕事スペースを分けることができます。
独身世帯の場合でも、住宅購入をすれば資産形成をしつつ、老後の住居を確保することが可能です。
合わせて読みたい記事