住宅ローンの事前審査を複数申し込んでもOK?一括査定とは?

複数の住宅ローン事前審査への申込みについて解説します。
マイホーム購入に関して大切な点なのでご参考ください。

この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)

東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151

実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。

住宅ローンの事前審査は複数申し込んでもOK

マイホームを購入するとき、必ず通らなければいけないことは、住宅ローンの審査です。一般的に融資の申込をすると、個人使用情報に記録されて信用度が下がることがあります。

 

しかし、住宅を購入するための融資の場合は、複数申込で信用度が下がるという可能性は低いです。

 

住宅を購入するための融資は、融資先によって金利が異なります。20年や30年かけて返済するため、少しでも良い条件で融資を受ける方が良いですよね。

 

そのため、あらかじめ複数に申込をすることは、悪いことではありません。

 

また、購入者側だけでなく、不動産会社の営業マンや金融機関が、複数申込を促す場合もあります。

 

売買仲介をしている不動産会社の場合、購入希望者が契約時に支払う仲介手数料が利益です。購入希望者が融資を受けられないと、売買契約を締結できないので、それまでの努力が無駄になります。

 

そのため、購入希望者に融資を受けてもらうために、複数申込を提案することもあります。 

 

また、金融機関が複数申し込みを提案するケースは、複数の基準が違う保証会社の住宅ローンを扱っている場合です。こちらも、複数申込することで通過しやすくなります。

 

事前審査では、

 

・返済能力

・借入の延滞歴

 

などを確認します。

 

そして本審査では、

 

・健康状態

・物件の担保価値

・返済負担率

・年齢

・年収

 

などの確認です。

 

年齢とは、融資を受ける時の年齢や完済時の年齢です。

 

住宅の借入は、20年~30年にわたって返済していく人もいます。国土交通省の調査では、分譲戸建てや分譲マンションの返済期間は平均で33年です。(出典:国土交通省

 

完済時の年齢は80歳未満の場合が多いですが、定年後の負担を考えれば、できるだけ早いうちに完済する方が安心です。

 

返済負担率とは、年収に対する年間の返済額の割合になります。

 

住宅金融支援機構の調査によると、返済負担率は15%超20%以内におさえている人が最も多いです。

 

 (出典:住宅金融支援機構

 

例えば、年収400万の人が年間の返済額を60万~80万になるように融資を受けるということになります。

 

また、同調査によると、マイホームを購入した人の世帯年収は、400万超600万以下が最も多いという結果でした。

 

出典:住宅金融支援機構

 

少し話がそれましたが、融資を受ける審査では、提出書類も多く期間を要するため、一度に複数申し込む方が、効率的です。

【複数の住宅ローン事前審査に一括申込】住宅本舗とは?

住宅本舗とは、複数の審査に一括申込ができるサービスを提供しているウェブサイトです。以下のような115社の借入条件も掲載しているため、簡単に比較することも可能。

 

出典:住宅本舗

 

金利、保証料、事務手数料などは、各金融機関の公式サイトで見ることができます。しかし、それぞれ公式サイトの仕様が違うため、自分で複数の情報を調べることはとても大変です。

 

できるだけたくさん比較して、より良い条件で融資を受けるためにも、このような比較サイトを活用することをおすすめします。

 

また、複数の金融機関へ申込をするとなると、情報を何度も入力する必要があり、時間もかかります。住宅本舗を利用すれば、一度の入力で済むため、とても便利です。

 

マイホーム購入は、情報収集がとても大切なので、できるだけ多くの情報を得るために、このようなサイトを活用してみてはいかがでしょうか。

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