複数の住宅ローン事前審査への申込みについて解説します。
マイホーム購入に関して大切な点なのでご参考ください。
住宅ローンの事前審査は複数申し込んでもOK
マイホームを購入するとき、必ず通らなければいけないことは、住宅ローンの審査です。一般的に融資の申込をすると、個人使用情報に記録されて信用度が下がることがあります。
しかし、住宅を購入するための融資の場合は、複数申込で信用度が下がるという可能性は低いです。
住宅を購入するための融資は、融資先によって金利が異なります。20年や30年かけて返済するため、少しでも良い条件で融資を受ける方が良いですよね。
そのため、あらかじめ複数に申込をすることは、悪いことではありません。
また、購入者側だけでなく、不動産会社の営業マンや金融機関が、複数申込を促す場合もあります。
売買仲介をしている不動産会社の場合、購入希望者が契約時に支払う仲介手数料が利益です。購入希望者が融資を受けられないと、売買契約を締結できないので、それまでの努力が無駄になります。
そのため、購入希望者に融資を受けてもらうために、複数申込を提案することもあります。
また、金融機関が複数申し込みを提案するケースは、複数の基準が違う保証会社の住宅ローンを扱っている場合です。こちらも、複数申込することで通過しやすくなります。
事前審査では、
・返済能力
・借入の延滞歴
などを確認します。
そして本審査では、
・健康状態
・物件の担保価値
・返済負担率
・年齢
・年収
などの確認です。
年齢とは、融資を受ける時の年齢や完済時の年齢です。
住宅の借入は、20年~30年にわたって返済していく人もいます。国土交通省の調査では、分譲戸建てや分譲マンションの返済期間は平均で33年です。(出典:国土交通省)
完済時の年齢は80歳未満の場合が多いですが、定年後の負担を考えれば、できるだけ早いうちに完済する方が安心です。
返済負担率とは、年収に対する年間の返済額の割合になります。
住宅金融支援機構の調査によると、返済負担率は15%超20%以内におさえている人が最も多いです。
(出典:住宅金融支援機構)
例えば、年収400万の人が年間の返済額を60万~80万になるように融資を受けるということになります。
また、同調査によると、マイホームを購入した人の世帯年収は、400万超600万以下が最も多いという結果でした。
出典:住宅金融支援機構
少し話がそれましたが、融資を受ける審査では、提出書類も多く期間を要するため、一度に複数申し込む方が、効率的です。
【複数の住宅ローン事前審査に一括申込】住宅本舗とは?
住宅本舗とは、複数の審査に一括申込ができるサービスを提供しているウェブサイトです。以下のような115社の借入条件も掲載しているため、簡単に比較することも可能。
出典:住宅本舗
金利、保証料、事務手数料などは、各金融機関の公式サイトで見ることができます。しかし、それぞれ公式サイトの仕様が違うため、自分で複数の情報を調べることはとても大変です。
できるだけたくさん比較して、より良い条件で融資を受けるためにも、このような比較サイトを活用することをおすすめします。
また、複数の金融機関へ申込をするとなると、情報を何度も入力する必要があり、時間もかかります。住宅本舗を利用すれば、一度の入力で済むため、とても便利です。
マイホーム購入は、情報収集がとても大切なので、できるだけ多くの情報を得るために、このようなサイトを活用してみてはいかがでしょうか。
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