マイホーム購入、具体的にどうやるの?一連の流れを解説!

マイホーム購入をするにあたって重要なのは、物件選びから実際に購入、そして入居という一連の流れをしっかりと把握しておくことです。

この記事で、マイホーム購入における一連の流れについて一緒に学んでいきましょう。

この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)

東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151

実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。

物件探しから物件申し込みまでの流れ

マイホームを見つけてから購入申し込みまでの流れは、以下の通りです。

 

・物件探し

 

マイホームは自分好みの物件を選ぶことも大事ですが、価格は予算の都合に合うか、どの地域にあるか、間取りなどのポイントも抑えなくてはいけません。

 

探すための手段は「不動産屋に行く」「不動産サイトで探す」などがあります。専門サイトの場合、自分の条件で検索すれば手間をかけずに自分好みの物件を見つけやすいです。

 

・実際に物件を見る

 

気になる物件を見つけたら、連絡をして物件を見学しましょう。実際に足を踏み入れて、本当に自分好みの一軒家なのか確認するのが大事です。

 

この際、一件だけ見てすぐに決めるのではなく、複数の一軒家を見学して、どの物件が一番自分に合っているか比べましょう。

 

・購入する物件の決定および申し込み

 

いくつかの物件を見学したら、どれが理想の一軒家なのかよく考慮して決めましょう。マイホームにしたい物件が決まったら、次は申し込みです。

 

購入希望であることを伝えることによって、いくつかの手続きに移行します。

 

5.住宅ローンの審査

 

一軒家の購入の際、ほとんどの人は一括払いではなく住宅ローンを組むはずです。住宅ローンはすぐに組めるものではなく金融機関の審査を受けて、その審査を通過することによって成立します。

 

この審査を通過しないと購入の契約ができません。

 

・契約から入居までの流れ

 

住宅ローンの審査を通過したら、次に行うのは契約です。契約からの流れを次より説明します。

 

・必要書類の確認

 

契約の約束を交わす前にやるべきことは、必要書類の確認です。契約の際にサインをする書類は、契約書と重要事項説明書です。

 

これらの書類には契約の具体的な内容、購入予定の物件に関する重要な説明が記載されています。契約を正式に交わす前に、これらの書類のコピーをもらい、しっかりと目を通して内容を確認することが大事です。

 

・正式に契約

 

先述の必要書類の内容を確認して、納得すれば書類にサインをして契約成立です。もし、書類内容に疑問があった場合はサイン前に質問をして疑問を解消しておきましょう。

 

サインをして、ある程度の期間が経過したあとに契約を解約する場合、違約金が発生するケースもあります。

 

・住宅ローン契約

 

契約成立後は、住宅ローンの正式な契約も行います。契約前の審査は事前審査であり、契約後に行うのは本審査です。本審査を通過したら、金融機関との契約を交わしてローン成立になります。 

 

・事前内覧会の実施(※新築)

 

もし、購入する物件が新築物件で、契約をする前に物件が完成していないパターンの場合、完成した物件に対して事前内覧会というものが行われます。

 

これは物件の引き渡しが成立する前に行われるもので、完成した物件が実際に希望通りに仕上がっているかをチェックする会です。このチェックで事前に聞いていた状態と違う点があったら、引き渡し前に改善してもらえます。

 

・引き渡し、入居

 

すべての契約、チェックが完了すれば、ついにマイホームが手に入ります。引き渡しの際に行われることはマイホームの鍵の受け取り、所有権移転の登記で、この登記は司法書士によって行われます。

 

引き渡しのときに、もう一度チェックをして不具合がなければ引越し作業に入り、引越しが完了すればマイホームでの新しい生活の開始です。マイホームでの生活がスタートすると住宅ローンの支払いも始まります。購入翌年の確定申告の際、住宅ローン控除の手続きも忘れないようにしましょう。

    

住宅ローンの負担を軽くする制度とは?

 

マイホームを購入して住宅ローンを組んだ場合、ローン支払いの苦労を軽くする制度があります。その制度とは、住宅ローン減税制度です。この制度に申し込めば、ローン支払いで発生する金利を軽減して、支払いの負担を軽減できます。

 

住まい給付金ホームページ「住宅ローン減税制度の概要」より

 

この制度は、1年最後の住宅ローンの残高と住まいの取得対価、このふたつのうち少ない金額にあたるほうの1%が所得税から引かれるという仕組みです。この際、その1%が所得税を上回って金額が足りない場合、その残りは住民税から引かれます。

 

また、控除される期間は10年間ですが、2019年(令和元年)10月1日〜2020年(令和2年)12月31日の期間に入居した人は、引かれる期間が13年延長です。この制度は、世帯ではなく個人での申し込みしか受け付けていないので、注意しましょう。

  

マイホーム購入の流れをしっかりと把握しておこう!

 

マイホーム購入は、普段の買い物とは違う高額の取引になるので、その手間も決して簡単ではありません。そして、普段の仕事をしながら物件探しや一連の手続きを行うので、なかには混乱する人もいるかもしれません。

 

そのような混乱を回避するには、マイホーム購入を実現するまでの一連の流れを、しっかりと頭に入れておくことです。 物件探しの手段、契約に関する必要書類の種類、住宅ローンを組む方法などをしっかりと覚えていれば、面倒な手続きも迷うことなく円滑にすすめることができます。

 

流れを覚えてストレスなくマイホーム購入を実現させましょう。 

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