マンション購入となると、人生においても非常に大きなイベントとなりますよね。
一度購入を決めてしまえば、なかなか手放せないものでもあり、本当にこれでいいのかと悩むこともあると思います。
こちらの記事では、賃貸マンションで暮らすこととマンションを購入すること、どちらがメリットがあるのかをまとめています。
あなたの暮らしの参考になればいいなと思います。
◆賃貸マンションと購入とどちらの需要が大きい?
人生の一大イベントといってもいいくらいのマンション購入。
賃貸で暮らし続けるのか、はたまたマンションを購入してしまうのか迷うところですよね。
賃貸と購入についてデータをもとに比較してみると、少し未来が見えてきます。
平成27年の国勢調査を見てみると、一般世帯における持ち家率は62.3%となっています。
そして、東京や神奈川等の都市で見てみると、マンションを持っているという人が3割〜4割で、結構高い割合となっていることがわかります。
地方に比べると都心の方がマンションのニーズが高くあるという結果です。
さらに、平成29年度の土地問題に関する国民の意識調査を見てみると、土地も建物も両方を所有したいという人たちは実に75.7%で、賃貸でいいという16.3%の人をはるかに超えていました。
この結果を見ても、賃貸より購入はがいかに多いかということがわかります。
◆賃貸のメリットを最大限に受け取れるか
では、少数派である賃貸でもいいという人たちが、何を持って賃貸を選んでいるかを調べてみましょう。
●賃貸のメリットは引越しのしやすさ
賃貸を選ぶ人の理由の多くは、住宅ローンに縛られたくないからという声があります。
そして、次に多いのが引越しをする可能性があるからという点です。
転勤族だったり、両親の面倒を見る可能性があるという理由もあるでしょう。
また、いつでも新しい設備の整った場所へ行きたい!という気持ちを持つ人もあるようです。
何れにしても、マンションを購入してしまうと、このようなフットワークの軽さは難しくなルため、賃貸を選ぶという人が少数でもいるようです。
●持ち家だと資金面にメリットがある
それでは、マンション購入派の意見も見てみましょう。
一番のメリットは、家賃の問題です。
賃貸の場合、家賃を支払っても、ずっと大家さんに支払うのみで、自分の持ち物になることはありません。
しかし、マンションを購入した場合は、いずれは自分自身の資産として手に入れることができます。
これが、マンション購入の一番のメリットかもしれません。
◆賃貸と購入どちらがお得かチェック!
賃貸の最大のメリットが引越しのしやすさであることがわかると、実際そこまで引越しをしないであろうと思う人にとってはマンションを購入した方が得であることがわかります
とはいえ、賃貸で支払う家賃と、マンション購入にかかる費用とはどちらが自分にとってあっているのかは、自分自身の状況を踏まえて考える必要があります。
例えば、今住んでいる賃貸マンションにかかる家賃と、これから購入しようと思うマンションにかかる住宅ローン返済総額は、人によって様々です。
金利の問題もあり、金利が違えばシミュレーションをしたところで大幅に変わってくることもあります。
さらに、賃貸でも引越しの回数や、どんな地域に引っ越すのかでも変わりますし、
購入であれば、リフォームのことや新築にするのか中古にするのかなど、シチュエーションは人によって様々です。
◆中古マンションがおすすめ?
それでは、賃貸マンションに住んだい場合のシンプルな経費をみてみましょう。
もちろん、先ほど記したように、この経費以外にたくさんの費用がかかっていることは頭に置かなければなりません。
家賃10万円の家に10年住んだとしましょう。
そうすると家賃は1200万円はかかってくるということがわかります。
そして、上記のグラフをご覧いただくと、中古マンションの求めやすさがわかります。
実に、新築マンションと中古マンションであ3000万円ほどの開きがあるからです。
実際、3000万円あれば、様々な体験ができると思います。
新築ではなく、中古マンションの中から安全面はもちろん、自分にあったスタイルの物件を選ぶことで、浮いたお金を使ってより豊かな生活を楽しむことができます。
マイホームは憧れですが、購入することが人生のゴールではありません。
いかに心地よく暮らしていくかは非常に大切な要素です。
◆マンション購入なら早い方がいい!
賃貸のメリットである引越しの自由度が、自分にとってさほど大切なものでなければ、早めにマンションを購入する方がお得です。
●理由その1 「30代でローンを組むと働き終えるまでに返済することができる」
住宅ローンは多くの場合30年〜35年ローンとなります。
そうなると、30歳で35年ローンを組んでも返済時には65歳ということで定年までに支払うことができます。
また、一応住宅ローンの上限は80歳が設定されていますが、年金暮らしになった時にローン返済があるよりも、早めにローンを終えていた方が生活を安定させることができます。
●理由その2 「老後の備えをしやすくなる」
先ほどの住宅ローン返済を踏まえると、賃貸の場合、80歳を超えてもずっと家賃の支払いが発生することになります。
家賃の安い部屋へ引っ越そうにも、高齢の場合だと賃貸契約ができないことも多々あります。
ですから、早めにマンションを購入して、じっくりと老後の備えについて計画を立てていくと、いざそうなった時に慌てる必要がなくなります。
早めにマンションを購入するメリットの一つです。
理由その3 「健康な方がローンを組みやすい」
住宅ローンの審査の一つに、健康であるかどうかという点があります。
住宅ローンを組む際には、団体信用生命保険に入る必要があります。
これは、借主に何かがあった場合、ローンの支払いを代わりにしてくれる保険で、健康状態がよくなければ加入することができないのです。
つまり、加入ができなければ住宅ローンも組むことが難しくなります。
できるだけ健康なうちに購入するというのも重要な点です。
◆まとめ
賃貸マンションに暮らすメリットが引越しのしやすさであることがわかりましたね。
引越しが好きな人はそのまま賃貸マンションでも楽しめそうですが、特に引越しをしたいというわけではない人は、マンションを購入するのも一つのいい選択と言えます。
特に中古マンションだと、思ったより低価格で購入することができるため、さらにおすすめです。
耐震性などしっかりチェックした上で、マンション選びを行いましょう。
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