持ち家の購入にあたって後悔した話などといった悪い面も知っておきたいと思います。
負の面を踏まえて初めて、フラットな視点で家探しをすることができるのではないでしょうか。
こちらの記事では、持ち家を持って後悔した点を5つピックアップしています。
◆後悔しがちな5項目
◆後悔その1:維持費が結構かかった
持ち家を持って後悔したことの大きな点としてあげられるのが、維持費の問題です。
賃貸の家賃を払い続けるよりも、家を購入したほうが結局資産という形で手に入るから得だと思って、せっかく思い切って持ち家に変えたけれど、意外と維持費がかかったという声があるのです。
例えば、買ったばかりの頃はいいのだけれど、10年くらい経過すると各所に不具合が出てきたため修繕費に結構かかったとか、もちろん税金の悩みもあります。
住宅ローンが終わった頃の資産価値といいったら、たかが知れているような気がするという悩みもあり、実際のところ得をしたのかわからないという展開になりがちです。
維持費等のことをしっかりと踏まえた上で、家選びは進めていったほうが後々の後悔が少なくなります。
◆後悔その2:子供が大きくなって手狭になった
次にお伝えしたいのが、意外と手狭になってしまったという後悔です。
子供が小さい頃は、物置や衣装部屋といった形で余分な部屋を作って、大きくなったら子供部屋にと考えていたのだけれど、実際そうなってみたら意外と狭かったという体験をした人もあるのです。
家を建てる際に、家族構成などを考えたつもりでも、いざ育ってみるといろんな意見が子供達から出る場合もあります。
◆後悔その3:隣家のこと
続いてはイメージがつきやすいかも知れませんが、隣人との問題というのも後悔の一つに挙げられます。
例えば、子供部屋が隣家に近くて、大きな音を立てた時に迷惑になってないかが気になったりといった生活音の問題があります
また、こちらが家を建てたことで隣の日照時間が減ったというトラブルなども起こっているようです。
せっかくの持ち家なのに、近所の問題に巻き込まれないようにしたいものです。
そのためにも、家を建てる前にしっかりと確認するべきところはするということを怠らないことが大切になります。
◆後悔その4:意外と過ごしにくいエリアだった
エリアの問題も、後悔するポイントとして出てくる事実があります。
例えば、家を建てる前にしっかりと利便性の高い立地を選んで建てたつもりが、10年が経過してみると、当時あったスーパーなどがなくなったり、その代わりにマンションが増えたりと、どんどんと利便性が下がっていったというエピソードも。
年数が経てば経つほど、行動もしづらくなるので利便性が高いままの立地ならば良いのですが、だんだんと過ごしにくくなると暮らしがきつくなるというのも考えられます。
家を建てる時に、この先の流れもある程度見通しを立てながら考えるといいかも知れません。
◆後悔その5:定年後もローンの支払いが残った
家を購入する際に年収等も想定して住宅ローンを組むことは当然ですが、思いの外想定どうりにならなかったことが後悔という人もあります。
例えば、40歳で35年ローンを組むと、定年後もローンが残ることになります。
とはいえ、年収が上がる見込みで繰り上げ返済を考えていたけれど、繰り上げられるほど上がらなかったり、予想外の病気など出費がかさんだことで、結局ローンの返済は定年後も続き、生活に影響を与えたという例もあるのです。
せっかく持ち家を持って老後は安泰という考えだったのが、ひっくり返ってしまったという展開です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
憧れの持ち家を手に入れたとしても、様々な後悔は起こる可能性があることが見えました。
これらを踏まえると、購入前の調査や、将来の見通しがいかに大切かがわかりますね。
住宅ローンを組むならば早いほうが得だとはいいますが、焦って購入してしまうと、結果後悔を伴うことにもなりかねません。
しっかりと試算、そして状況判断をして決断をしていくことをおすすめします。
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