中古マンション購入の流れ
将来のライフプランから予算を設定し、立地や間取り、部屋数、広さ、階数のなど希望条件の優先順位をある程度決めておきましょう。
条件を絞っておくことによって物件の決定がやりやすくなります。
人気物件は競争になるので下記が重要です。
事前リサーチの精度を上げ効率良く早く内覧してお目当ての物件に申込む。
リサーチで意識することは3つあります。内装、立地、外観&周辺環境の確認です。
上記にあたって鉄板で使っていきたいツールは下記です。
内装:SUUMO・ホームズ
立地&周辺環境:Googleマップ(ストリートビュー)
外観:Google画像検索
内装をsuumo・ホームズで確認して立地と周辺環境をGoogoleマップで確認して外観はGoogle画像検索で調べておくとあとは実際に内覧したフィーリングで決まるかと思います。
不動産会社を選ぶ
住みたい地域や物件がある程度絞れたら、実際に不動産会社へアポイントを取ってみましょう。
オススメは手数料が安くサービス品質の高い不動産会社です。
しっかりと比較検討しましょう。
物件の内覧&資金計画
実際に不動産会社に内見の予約をして、物件を確認しにいきましょう。
見るポイントはリノベーションされた箇所です。
目に映る場所だけを取替工事だけをしたのか、それとも中までしっかりと処理されているかによって将来にかかる費用も変わってきます。
内覧特に重要なポイントは下記3点です。
前提としてはやっぱりフィーリングが大事です。
なんとなく気に入ることは意外と決め手となります。
・日中に必ず行く(できれば晴れの日)
→時間帯によって日当たりがまるで違う
・サイズ感
→既に持っているベッド・洗濯機・冷蔵庫が収まるか
・エアコン設置状況
→無い場合は追加で費用が必要なので資金計画に加えましょう
→全部屋で未設置の場合はコスト増になります
内覧時にシミュレーションもしておきましょう。
最も早いのは不動産会社に聞くことです。
下記を質問すれば教えてくれます。
この物件を金利1%、期間35年の場合で管理費・修繕費込みで月々の支払いは幾らですか?
人によって実際の金利は0.4%~1.3%くらいで違いがあるので自身に最適化して質問しましょう。
年収からローンがいくらまで組むことができるのか、月々の返済額で家計を圧迫しないかなど、ローンの返済で自身が思っている資金計画が崩れないよう、余裕をもって資金繰りをするようにしましょう。
また物件の購入価格以外にも登記費用や仲介手数料、火災保険などの諸費用も発生するので把握しておかないといけません。
自己資金が少なかったり、他から借り入れしている場合でも対処してくれます。
しっかりと不動産会社と相談して行いましょう。
住宅ローン事前審査の流れ
本審査通過の可能性を高めるために下記を意識しましょう
事前審査数の最大化
各行の特性があり事前審査は確率論的な要素があるので最低でも3社以上は申込みしたいところです。
ネットで申込むと早い銀行で翌日回答も可能なのでネット経由のお申込みがおすすめです。
物件の購入申込
希望する物件が見つかったら、不動産会社を通じて買付申込書を売主に出します。
ここで希望金額を記入して出します。
値下げしすぎると契約に進める可能性が低くなります。不動産会社と相談して希望金額を決めましょう。
重要事項説明&不動産売買契約(対面面談)
所要時間=約2時間
意外と長いです。。
子供連れでいく場合は上記を念頭において行動しましょう。
この工程は中古マンションの購入の流れの最終局面です。
- 重要事項説明書
物件の詳細や権利関係、法律のことについて書かれている書面が重要事項説明書です。宅地建物取引主任者が説明してくださりますので、分からないところはしっかりと質問しましょう。
- 売買契約書への署名、押印、手付金の支払い
重要事項の説明後に売買契約書への署名と押印をし、手付金を支払いします。
手付金は100万が一般的かと思います。
※手付金…債務不履行があった場合に、そのまま売主の金銭になるお金です。
住宅ローン本審査の流れ
- ローン契約手続きの必要書類
必要書類は多数あります。
・不動産売買契約書
・重要事項説明書
・登記簿謄本
・源泉徴収票
・住民票
・印鑑証明書、実印
他にも必要に応じて書類が金融機関から追加されますが、基本的には上記に挙げたものです。
- 金銭消費貸借契約締結(対面面談orリモート面談)
所要時間=30分~1時間
対面面談かリモート面談かは銀行により違うので要確認ですね。
ローン契約手続きの必要書類が全て揃っていて不備がなければ、約2週間で承認されます。申し込み後、金融機関と金銭消費貸借契約締結を結びます。
この段階から新居への引っ越し等準備を整えていきます。
決済
融資が実行されたら売買代金の残額を支払いします。
残額の支払い後、不動産会社から物件の引き渡しが行われます。
その際に物件のカギを受け取ります。
そのあと司法書士に登記手続き(所有権移転や抵当権設定など)をお願いするための必要書類を揃えて依頼します。
引っ越し
引っ越しするための準備をして、新生活をスタートできるように段取りを組み、新居に移ります。
ここは安く済ませられる可能性が高いポイントなので下記を励行しましょう。
複数社に複数回の見積もり依頼
これでかなり価格が下がりますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中古マンションの購入の流れは工程を細かく整理すると思っているよりシンプルです。
物件申込から1か月で引越しまで進む方も一定数いますよ。
この記事で予習して素敵な物件を見つけましょう。