【予習】転職前後の住宅ローン申し込みで気をつけたい属性のこと

マイホームの購入も、転職も、人生において大きな選択の一つですね。

現代社会において、定年までにたくさんの会社を渡り歩くという人は少なくありません。

転職したばかりでも住宅ローンが組めるかどうかは、マイホーム購入を夢見ている人にとって気になることと言えるでしょう。

転職と住宅ローンの関係をまとめてみました。

この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)

東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151

実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。

◆住宅ローンの審査基準って?

転職前後における住宅ローン申し込みの基本的な考え方は下記です。

 

属性が転職前の方が転職後よりも良好な場合は転職前に申込みを検討するべきです

 

逆に属性が転職前より転職後の方が良好な場合は転職後に申込みを検討するべきです

 

属性が良好か否かを判断するための項目(審査基準)は下記です。

一般的に、住宅ローンでは事前審査という前段階の審査があります。

その際に、下記のような審査基準が設けられています。

 

*完済時の年齢

*年収

*勤続年数

*雇用形態

*勤務先の企業規模

*返済負担率を超えていないかどうか

*信用情報

 

これらが主に審査の対象となる情報ですが、本審査においては、さらにこの内容を細かく審査されるのです。

信用情報はもちろん、勤務については非常に審査条件の中でもかなりのウエイトを占めるものとなります。

  

◆転職しても住宅ローンは申し込めるの?

転職が珍しくない社会になってきているのでかなり寛容になってきている現状があります

 

前の章の内容からも、住宅ローンにおいて勤務に関する情報は非常に重要だということがわかりますね。

 

民間金融機関が出している住宅ローンの勤務年数が3年以上あることを条件にしてる銀行も多いです。

 

勤続年数が短いと、どれくらい収入がこの先安定していくかが読みにくいこともあり、長期融資である住宅ローンは不安定な収入を非常にリスキーと考えるからです。

 

そのため、やはり勤務年数が長ければ長いほど、審査において信頼性が高く通りやすいという現実はあります。

例えば、退職から再就職までどれくらいのブランクがあったかということなどを申告することで、住宅ローンの審査を受け付けるという金融機関もあるのです。

 

同規模企業規模、年収で転職をする場合は転職をする前よりも審査が通りにくくなるのは否めません。

 

◆転職はどれくらい影響がある?

 

転職しても申し込むことができる住宅ローンがあることはわかりましたが、転職がどれくらい住宅ローンの審査に影響を与えるかは確認しておきたいところです。

 

多くの金融機関では、勤務年数を重要視する場合が多いですから、まず転職したばかりの場合は、審査が非常に厳しくなるといえます。

 

つまり、安定的な収入を得ることができないという風に見られてしまう可能性があるというわけです。

また、転職歴を提出しないといけない場合は、頻繁に職を変えている人も要注意です。

 

転職を多くしている人は、収入が不安定とみなされることが多いためです。

特に、職種も全く違うジャンルに変わっていると、不利になるパターンとなりがちですから注意が必要です。

 

住宅ローンにおいては、何よりも安定した収入があり、返済に影響しないことが大切となります。

このことを踏まえても、転職後の住宅ローン申し込みは非常に不利であることがわかります。

 

◆転職後どれくらいたったら借りやすい?

 

転職後の住宅ローン申し込みは不利とはいえ、どうしても転職したばかりだけれど住宅ローンを組みたい場合もありますよね。

例えば明らかに転職後の属性が前よりも低下していると認識しているのであれば、民間銀行の審査と並行してフラット35に申込みをしてみましょう。

理由は属性ではなく返済比率で審査をするからです。

詳細は下記記事をご覧ください。

  

まとめ

 

このように、住宅ローンの審査には勤続年数が非常に重要となることがわかりました。

特に就職したばかりや転職直後などは、申し込みはできても審査に通るかどうかは難しいといえます。

 

マイホームを手に入れようと思っている人は、住宅ローンを申し込むまでは、今の職場を離れることを少し我慢して、転職前に借入をすることをおすすめします。

 

出来るだけスムーズに住宅ローン審査に通って、夢のマイホームを取得したいものです。

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