マンションの購入を考えている方は、どれくらいの広さで、どれくらいの金額のものにするかということで迷ってしまうことも多いと思います。
マンション購入金額の平均を地域別に調査し、その他に必要な費用などもご紹介するのでで、マンション購入を考えている方はぜひ一緒にチェックしてみて下さい。
マンション購入価格の地域別平均値
世の中の方たちは、どれくらいのマンションを購入しているのでしょうか。
いざマンションを購入しようと思っても、相場が分からずなかなか購入に踏み切ることができないということも多いと思います。
そこで、マンションを選ぶ際の参考に、マンション購入価格の平均値についてのデータをチェックしてみましょう。
まずは、金利の変わらない“フラット35”利用者のマンション購入価格を地域別に見ていきます。
全体的に、“フラット35”を利用した場合は4,000万円前後で購入している方が多いことが分かります。
地域によって多少価格の差はありますが、4,000万円くらいというのが平均のようです。
マンション購入のために借りた住宅ローンの金利は、“フラット35”を利用することで返済終了まで同じ金利で返済することができます。
例え市場金利が高くなってしまっても、契約をしたその時の金利のままで返済し続けることができるので、後に毎月の支払い価格が高くなってしまうという心配がないのが“フラット35”の魅力です。
もちろん、毎月のローンを無理なく支払うことができるかどうかということが最大のポイントになってくるので、こちらのデータだけで購入価格を決めることはできません。
マンション購入金額は年収によっても大きく変わってくるので、無理なく支払いができる価格で購入することが大切になってきます。
年収別マンション購入金額の平均値
毎月の支払いで大変な思いをいないためにも、年収との兼ね合いもポイントになってきます。
続いては、年収別のマンション購入金額の平均値も見ていきましょう。
年収別に見てみると、このような価格になっています。
年収が高くなると購入金額も上がり、年収が2,000万円を超えると購入金額は8,000万円と大幅にアップしています。
基本的にマンション購入金額は年収に比例しているようですが、同じ年収でも家族構成や生活スタイルなどによってそれぞれ支出が変わってきます。
全ての家庭で同じ条件に…ということは難しいので、あくまでこちらはマンションを購入する際の参考としてチェックしてみて下さい。
毎月の住宅ローン支払いを考えて購入
住宅ローンを一年間で返済する金額は、一般的には年収の25%以内に設定するのが安心だと言われています。
現在支払っている賃貸マンションなどの家賃負担が特に無理のない金額であれば、それと比較して毎月の支払金額を決めると良いでしょう。
マンションの購入金額は、現時点で用意することができる頭金に、毎月支払うことが出来る金額から計算した住宅ローン分を足したものがベストと言えます。
管理費・修繕費なども忘れずに
マンションを購入する際には、毎月のローン返済の他に掛かってくる費用がいくつかあります。
それは、駐車場代や管理費・修繕積立金などの支払いです。
車に乗らない場合は駐車場代が必要なくなってきますが、管理費・修繕費については必ず支払う必要がある費用となっています。
万が一マンションに何かあった場合や、切れた電球の交換などちょっとした日々の必要経費として使われる費用なので、そのマンションの住人には支払う義務があるのです。
毎月のローン以外に必要な費用があると勿体ないような感じを受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、管理費・修繕費を支払う事で安心してマンションに住み続けることができるので、この費用はとても重要なものと言えるでしょう。
毎月の住宅ローン以外にも掛かってくるこのような費用があり、こちらはマンション自体が古くなってきた場合やマンションが入っている保険料の関係で値上がりすることもあります。
先程ご紹介した平均購入金額を見ながら、管理費や修繕費なども合わせて購入金額を計算してみると良いでしょう。
今回は、マンションの平均購入金額についてご紹介しました。
マンションの平均購入価格は、年収や地域によって多少違いがあるようですが、やはり年収が高くなるとそれに比例して購入金額も高くなっていることが分かりました。
もちろん価格の高いマンションは広く豪華なものですが、最近では狭いスペースをうまく利用した低価格のマンションや、駅から少し離れた場所で広くておしゃれな低価格のマンションなどもあります。
今回ご紹介した平均購入金額をチェックして頂き、現在のご自分の生活スタイルにあったマンションを購入できるように参考にしてみて下さい。
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