【30分以内推奨】マンション購入で重要な通勤時間のはなし 

マンション購入において、通勤時間はとても大事な要素です。

「通勤時間はどれくらいにしておけばよいかわからない」という人も多いはず。

今回、マンション購入時の通勤時間について、詳しく解説します。

マンション購入前に、ぜひ参考にしてください。

この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)

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実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。

通勤時間に平均で何分掛けているのか?

通勤時間の平均を見てみましょう。

細かい分布は、以下のとおりです。

(対象:一都三県に住む619名)

 

(参考:athome

 

というように、21分から60分を掛けている人が、8割強を占めています。

意外にも、1時間以上を掛けている人は多くありません。

 

ちなみに全体平均では47%です。

また同アンケートでは、

 

  • 理想の通勤時間は29分程度
  • 通勤時間の限界は65分程度
  • 通勤時間を短縮するために転居したい人は、全体の42.5%

 

というデータも取られています。

つまり、理想の通勤時間を叶えている人は、全体の23%しかいないということですね。

というようなことを踏まえれば、やはり「通勤時間は30分程度が理想」と言えるでしょう。

ただし通勤時間を30分でおさえるというのは、価格などの兼ね合いからやや難しい部分もあります。

   

通勤時間に1時間以上かけている人のアンケート

 

マンションを購入したあとで、「通勤が辛すぎる!」と思ってしまうケースは、非常に多いものです。

実際に、通勤時間が長い人の意見を見てみましょう。

下記は、通勤に1時間以上をかけている人たちが「住み始めて意外にも大変だったこと」というアンケートに回答した結果です。

 

※通勤・移動・交通に関するものだけを引用

(参考:LIFULL HOME’S

 

というように、「通勤がたいへん」という意見は、もっとも多く寄せられています。

また、電車やバスの最終時刻が早すぎるというのも、通勤には深く関係しているはず。

終電を逃して帰れなくなったり、最終バスが発車してしまって、徒歩で帰るというようなケースが想定されるでしょう。

 

というように郊外でマンションを購入すると、通勤時間で苦労するケースはとても多いのです。

中には「通勤が苦痛だ」という理由で、マンションを手放してしまう人もいます。

その他交通手段が少ない、自動車がないと動きづらいというのも重要。

 

通勤手段が制限されてしまうため、通勤にストレスを感じてしまうかもしれません。

というような理由から、やはり「通勤時間」については、かなり重視して物件を選ぶ必要があるでしょう。

  

通勤時間が短いと、どのように変わる?

 

通勤時間が短いことには、想像以上に大きなメリットが存在します。

第一には、やはり「通勤にかかわるストレスが少ない」という点が挙げられるでしょう。

 

起きてからはゆったりとした時間を持てるし、通勤ラッシュや渋滞に悩まされるケースも少なくなるはずです。

また、通勤にかけていた時間を、別のことで活用できるという点も挙げられるでしょう。

 

帰宅してからの時間が伸びて、ある程度余裕を持って、自由に過ごせるようになったりするはずです。

さらに、家族とコミュニケーションを取る時間も、捻出しやすくなるでしょう。

 

朝に顔を合わせられたり、帰宅してから家族みんなで何かができたりするはずです。

というように通勤時間が短いことには、とても大きなメリットがあります。

 

もちろん自分自身のこともそうですが、家族全体のことを考えるなら、通勤は無理がない範ちゅうでおさえたいところです

また、「マンションを購入したら、かえって通勤時間が伸びた」というケースもあります。

なぜそんなことが起こるかというと、

 

同じマンションから出る人たちの、「自転車の出庫」の順番待ちが生じる

通勤経路が交通量の多い道になった

通勤手段が変わって、時間を要するようになった(ex.駅までの距離が伸びて、通勤時間も比例して伸びた)

 

というようなケースが考えられます。

というように、職場までの距離が縮んでも、通勤時間は伸びるという場合もあります。

こういったことが起こらないように、購入前に通勤時間をシミュレートしておきましょう。

 

まとめ:通勤時間で後悔しないためには、どんな観点で物件を選ぶべきか?

 

上記のデータや事例を鑑みれば、「通勤時間で後悔しづらい物件の選び方」が見えてきます。

以下のような観点で物件を選べば、通勤時間に納得できる可能性は高いでしょう。

 

  • できれば通勤時間は30分におさえる
  • 通勤時間に1時間以上は掛けない
  • 出庫待ちや交通手段の変更により、大幅なロスがない
  •  

ひとまずこの3つをおさえておけば、大きな問題はなさそうです。

ただ、通勤時間を優先すればするほど、「家賃が上がる」という問題もついて周ります。

どこまで通勤時間を短縮するか、収入レベルと見比べて慎重に判断する必要があるでしょう。  

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