「マンションの購入を検討しているけれど、そもそもどんな流れで何をしたらいいのかわからないなぁ。」
マンション購入には家族構成やライフスタイルはもちろん、どんな暮らしを理想としているのか、将来はのイメージなども理解しておく必要があります。
こちらの記事では、皆さんがマンション購入を安心して行うための流れをご紹介しています。
◆その1:理想の暮らしを項目ごとに決定する
マンション購入の流れの中で、一番ベースとなるのが「理想の暮らし」をきちんとイメージしておくことです。
例えば、立地もそうです。都会で暮らしたいのか、自然の中で暮らしたいのかといった選択肢も出てきますね。
<理想の暮らしについてこの項目を確認しよう>
理想の暮らしについて頭の中を整理するのに忘れてはいけないのが、将来のことやこれからチャレンジしたいことなども含めて考えることです。
マンションを購入するということは、長い付き合いになるという可能性が高いからです。
*毎日を心地良く暮らす地域は?
*家族構成の計画は?
*自分だけではなく、家族の理想は?
*通勤や通学にかかる時間の希望
*収入の変化はどうなっていきそう?
*何才まで働こうと考えているか
などなど、自分の理想の暮らしを考えるにはたくさんの項目が挙げられます。
<どんなマンションを購入すれば理想の暮らしを叶えられる?>
マンション購入にあたって、理想の暮らしが見えてきたならば、次の流れとして、どんなマンションを手に入れれば叶えることができるのかを考える必要があります。
*間取りはどんな感じがいい?
*広い方がいい?狭くても機能的な方がいい?
*設備はどれくらいを希望してる?
*立地についても確認したい
*通勤・通学時間についてのチェック
*買い物は便利にいけそうか
これらの項目をイメージできたら、共に暮らす家族と意見交換をしながら、みんなが理想とするマンション選びを始めていきましょう。
◆その2:マンション購入の予算計画を考えよう
次の流れとして、何よりも欠かせないお金の問題があります。
マンション購入をした人の多くは、住宅ローンを活用しています。
多くの場合、住宅ローンの返済には長い年月をかける必要が出てくるため、マンション購入を決めてしまう前に、しっかりと返済計画を立てておくことを忘れてはいけません。
<毎月の返済金額はどれくらいになる?>
やはり大切なのは、月々の返済額についてでしょう。
自分の収入に見合った額でなければ、後々大変なことになってしまいます。
収入がどれくらいで、この先どんな風に変わる可能性があるのかも含め、月々の返済可能額を確認してみましょう。
そうすることで、購入できるマンションの価格帯が見えてくるようになります。
<マンション購入をするにあたってかかる費用って?>
マンション購入をするには、物件だけの費用がかかるというわけではありません。
物件費に加えて、引越し費用も必要ですし、新しい家具なども購入するかもしれません。
この辺りも踏まえながら、マンション購入の予算をまとめておくことが大切です。
<マンション購入後にかかる費用>
いざマンションを購入したからといって、マンションにかかる支払いが終わるわけではありません。
さらにかかってくるのが、毎月の管理費や修繕積立金です。
また、車や自転車を所有している人は、駐車場や駐輪場の代金も必要となります。
忘れてはならないのが税金で、不動産を所有することになりますので固定資産税もかかってきます。
<住宅ローンの事前審査について知りたい>
住宅ローンは誰でも借りられるとは限りません。
借りる前に必ず審査が必要となるのですが、いきなり本審査を受けるという形ではなく、まず事前審査というのを行います。そのあとの売買契約後で本審査という流れがポピュラーです。
どんな人が融資を受けやすいかを知るために、金融機関が住宅ローン審査において考慮している項目を見るとイメージがしやすいかと思います。
*借入時と完済時の年齢
*健康状態について
*担保価値について
*年収はいくらか
*職業について
もちろん条件については金融機関によって異なっていきますので、それぞれの担当者に確認することが大切です。
◆その3:内覧前の事前リサーチ
内装:suumo•ホームズ
外観:Google画像検索
周辺環境:Googleマップ見出し
ここまでマンション購入をするにあたっての事前にまとめておきたいことをお伝えいたしました。
いよいよ、理想にあったマンションを探す流れとなります。
<マンションを選ぶために>
一番大切なのは、しっかりと情報を集めていくことです。
とはいえどうやってマンション購入にまつわる情報を集めるのが賢いのかわからないという方もあるでしょう。
情報収集について3つほどご紹介いたします
・ インターネットにて物件検索サイトを活用する
今やインターネットなしでは情報収集を考えることはできません。
一番のメリットとしては、好きな時間に検索をすることができることです。
PCがなくてもスマホがあれば移動中などでも情報収集はいくらでも可能ですね。
検索サイトでは間取りや路線といった諸々の条件を入力することで、数ある物件から絞り込むことができるのでさらに便利です。
・チラシをチェックする
新聞を取っている人などは、よく物件案内のチラシが入ることをご存知ではないでしょうか。
紙媒体での広告のメリットとしては、ビジュアルでの比較検討がしやすいという点にあります。
また、暮らしている地域の物件のチラシが入ることが多いので、近隣の情報を得たいという人にもおすすめです。
・実際に不動産会社の人から情報を得る
やはり最新情報は現場の人がいいということで、マンション販売営業の人に話を聞くもいいでしょう。インターネットやチラシではみられない情報をゲットすることもできるかも
◆その4:内覧
いざマンションを選ぶという時に非常に大切なのが、実際に見にいくということです。
通勤・通学についてや最寄りのスーパー、コンビニ等も確認することができ、購入後の行動についてもイメージすることができます。
マンションによっては、オリジナルの設備など見逃したくない点もあるかと思います。
物件を見学する際に、いろいろ質問してみるのも良いでしょう。
その5:買付申し込み&事前審査
お目当てのマンションが決まったら買付申し込み書に記入して不動産仲介会社を経由して提出しましょう。
同時に住宅ローンの事前審査をかけていきます。
いよいよ契約
さて、理想の暮らしにも見合って、資金繰りも計画がたったら、ついにマンション購入の契約となります。
<重要事項説明>
マンションを購入する際に必ず行われるのが重要事項説明です。
物件についての細かな説明と、売買契約条件についての説明が行われます。
重要事項説明書という書類に記載されており、宅地建物取引士から説明があります。
書類の中には不動産や法律に関わる専門用語が使われているので、わからないことも多いでしょう。
そんな時は、しっかりと質問をして、疑問を解消してから契約へと進むのが大切です。
<売買契約の締結をしよう>
マンション購入の流れの中でも、最も重要な局面が売買契約ですね。緊張の一瞬です。
契約書を作成し、売買契約を取り交わすということですが、しっかりと契約内容を理解した上で署名・捺印を行うことが重要です。
忘れてはならないのが、「手付金」です。売買契約時に必要となるお金で、ある程度まとまった額がとなりますので、前もっての準備をおすすめします。
手付金は100万円が一般的です
その7:住宅ローンの本審査申し込み
マンションの引き渡し日が近くなった頃に、住宅ローンの正式申し込みとなります。
一般的なのが、ローンが始まる1ヶ月前というタイミングです。
この際に本審査が実施され、おおよそ1週間くらいで結果がわかる流れになっています。
その8:引越し
マンション購入代の手付金や、諸費用等を払うと、いよいよ鍵を受け取ることとなります。
ここまでくれば、ついに引越しとなりますが、世帯数がたくさんあるというマンションは、引越し日程がかぶると希望日にできない場合があるので、マンション管理会社等とあらかじめ日程調整を行なっておく必要があります。
【マンション購入の流れ】まとめ
マンション購入というと、多くの人が一生に一度するかどうかという大きな買い物です。
ですから、どんな流れでマンションを購入したらいいかわからない、不安だという気持ちも当然だと思います。
この度の記事をご覧いただくことで、スムーズなマンション購入のお手伝いとなれば幸いです。