「マンションを購入したい!でもあまりお金がない…。」
初期費用を0円に抑えることは難しいですが、自己資金を使わずに購入する方法があります!
是非最後まで読んで、中古マンション購入の際に参考にしてくださいね。
まず中古マンション購入の初期費用って?
中古マンションを購入する時には、主に次の費用がかかります。
- 仲介手数料
物件を売りたい人と買いたい人の間に入って契約の手続きをしてくれる不動産会社に、手数料として支払うお金。
- 事務手数料
銀行に支払うお金。
- 保険料
火災保険などに必要なお金。
- 登記関係費用
物件の所有権を移すために必要なお金。
ではそれぞれの相場を見ていきましょう。
仲介手数料
仲介手数料の額は売買価格の利率によって変動します。
4000万円を超える高額物件になると、仲介手数料だけで120万ほどかかります。
実は初期費用で、一番お金がかかるのは仲介手数料なんです。
表の「仲介手数料の上限」とは、不動産会社が手数料として請求していいとされる金額の上限のことです。
事務手数料
手数料の金額は、金融機関によって異なります。
大体下記が相場です。
融資金額×2.2%
保険料
『火災保険』や『地震保険』などの費用として支払うお金を保険料といいます。
ローンを組む場合、火災保険は必ず入るように言われますが、地震保険については加入するかどうかは自由となっております。
ただ地震保険単体での加入は出来ず、火災保険とのセット加入となりますので注意が必要です。
火災保険は
- 火災
- 落雷
- 風災
- 爆発
- 水濡れ
- 衝突
- 盗難
- 水災
などによる損失を補償してくれます。
最低限の補償であれば、保険料は一年で3000円~4000円程度ですが、その他の保証もつけると費用は増えていきます。
契約する保険会社は不動産会社が紹介してくれます。
もし費用が高いと感じたら、他のネット保険会社を選ぶことも可能なので、不動産会社に相談してみましょう。
登記関係費用
登記関係費用の内訳は次のとおりです。
登録免除税とは登記をした時にかかる税金のことで、金額は購入したマンションの価値によって異なります。
初期費用0円は可能?
ここまで中古マンション購入時の初期費用について、内訳と相場をご紹介しました。
どれも必要なものばかりなので、0円にすることは到底不可能に思えますよね。
しかし、実際は初期費用0円でも購入は可能です。
ここからは、中古マンションを初期費用0円で購入する方法をご紹介していきます。
ポイントは、ズバリ2つです。
- 諸費用ローンを組む
- 仲介手数料が無料の不動産会社で契約する
一つずつ説明していきますね。
全額ローンにする
契約した時に、購入代金の一部を頭金として支払うというお話を先程しましたよね。
実はこの頭金、払わなくても契約できる場合があるんです。
金融機関によっては全額ローンで組んでくれるところもあります。
審査が厳しくなるため、契約のハードルは上がってしまいますが、気になる人は不動産会社に確認してみましょう。
諸費用ローンとは
- 事務手数料
- 保証料
- 仲介手数料
- 引っ越し費用
などをローン払いすることです。
つまり、本来なら最初に支払うべき費用を時間をかけて少しづつ支払っていくと言うことですね。
ただし金利が高くなったりなどのデメリットもあるので、契約の際にはしっかりと確認しましょう。
まとめ
今回は、中古マンション購入の際にかかる初期費用と、初期費用0円で中古マンションを購入する方法をご紹介しました。
中古マンション購入にかかる初期費用
- 頭金
- 仲介手数料
- 事務手数料
- 保証料
- 保険料
- 登記関係費用
初期費用0円で中古マンションを購入する方法
- 諸費用ローンを組む
初期費用を0円にすることですぐに中古マンションを購入することは可能ですが、返済期間が長くなったり、月々の返済額が増えたりなど心配な要素も多いです。
是非じっくり検討して、ご自分にあった方法で契約してくださいね。
より幅広く相談がしたい方は、LINEにてお気軽にお問合せください。