「住宅ローンをどこにしようか迷っている。イオンが近くにあるけど、イオン銀行ってどうなの?」
イオン銀行は、窓口が長時間営業していて便利・団信が充実しているなどメリットが多いです。
今回は、イオン銀行がおすすめな理由やデメリットなどを徹底解説します。
住宅ローンはイオン銀行が良い?金利タイプや団信について解説
まずはイオン銀行の住宅ローンについての解説です。
変動型と当初固定金利型の場合、事務手数料の支払い方法によって金利が変わります。定率型を選択した場合、定額型よりも金利が0.2%低いです。
たとえば3,000万の借入をし、事務手数料の定率型を選択した場合、事務手数料は66万。定額型よりも55万多く事務手数料を支払うことになりますが、定額型よりも金利が0.2%低くなります。
金利が0.2%低いといくら違うのか、試算しました。(auじぶん銀行のシミュレーションを使用)
あくまでも目安ですが、試算の結果、金利が0.2%低いと約110万ほどお得でした。諸費用の資金に余裕がある人は、場合によっては定率型を選択した方が返済額をおさえられます。
また、イオン銀行の通常の団信は金利の上乗せなしで加入でき、金利を上乗せすればさらに保障を手厚くすることが可能です。
イオン銀行の団信は、主に以下の3種類。
①がん保障特約
②8疾病保障プラス住宅ローン
③失業信用費用保険
がん保障特約は、がんと診断されたら住宅ローンの残高が0円になります。また、上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、残高保障はされませんが、30万の給付金を受けることが可能です。
8疾病保障プラス付の住宅ローンでは、以下の時に住宅ローンの残高が0円になります。
・がんと診断された
・脳卒中・急性心筋梗塞で所定の状態が60日以上続いた
・高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性すい炎で1年以上働けなくなった
上記の団信は金利が高くなりますが、がんだけではなくさまざまなリスクに備えたい人に安心の保険です。
イオン銀行では、病気だけでなく失業のリスクに対しても保障を持つことができます。この保険は失業が1ヶ月続いた時に、最長6ヶ月の間、住宅ローンの返済額が保障されるものです。
以下は総務省が公表している、失業率のデータです。
出典:労働力調査
新型コロナウイルスの影響もあり、失業率は7か月連続で増加しています。イオン銀行なら、金利上乗せわずか+0.05%で失業のリスクに備えられるので、不況が続いても安心です。
住宅ローンはイオン銀行がおすすめの理由3選とデメリット
住宅ローンはイオン銀行がおすすめの理由は、以下3選です。
理由①イオングループでの買い物5%割引
理由②諸費用・リフォーム費用を住宅ローンに組むことが可能
理由③窓口の利便性や顧客満足度の高さに定評がある
それでは一つずつ解説します。
理由①イオングループでの買い物5%割引
イオン銀行で住宅ローンを組むと、全国のイオン・まいばすけっと・ダイエーなどでの5%割引を受けることができます。
特にイオンは食料品だけでなく、衣料品などの生活用品を購入可能なので、割引が受けられることは大きなメリット。
以下のデータは、2人以上の勤労者世帯の消費支出(2018年全国平均)と、5%割引を受けた時の節約額をあらわしたものです。
参考:生命保険文化センター
イオンで5%の割引を受けることができた場合、食費と被服費は年間6万円節約することができます。その分、家族で旅行を楽しんだり、高級なレストランに行くこともできるので、イオンが近くにある人にとって、おすすめの住宅ローンです。
理由②諸費用・リフォーム費用を住宅ローンに組むことが可能
マイホームの購入には、住宅の価格以外に手数料や各種税金などの諸費用がかかり、諸費用は一般的に物件価格の10%程度です。イオン銀行では、諸費用も住宅ローンに組むことができるので、頭金が少なくすみます。
また、通常ローンを組むと金利が高いリフォームの費用も、金利がお得な住宅ローンに組むことができる点は魅力的です。
理由③窓口の利便性や顧客満足度の高さに定評がある
イオン銀行の店舗は全国のイオンの中にあり、年中無休・営業時間9時〜21時という高い利便性があります。
それだけでなく、オリコン株式会社が公表しているオリコン顧客満足ランキングの住宅ローンランキングで2位を獲得。口コミでは以下のように、窓口の丁寧な対応に満足しているという声がありました。
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出典:https://life.oricon.co.jp/rank_housingloan/company/aeonbank/“
デメリットは、金利が少し高く、窓口が混雑する点。
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出典:https://life.oricon.co.jp/rank_housingloan/company/aeonbank/“
ショッピングモールの中にあるだけあり、周りが騒がしいと感じる人もいるようです。
ただ、金利に関しては価格.comのランキングで以下のデータがあります。
変動金利手数料定率型 第6位
当初固定金利プラン 手数料定率型 当初3年固定 第3位
上記の通り、ずば抜けて金利が低いわけではありませんが、買い物での割引や団信が充実している点などを考えると、人によってはメリットの方が大きいです。
以上のことから、住宅ローンでイオン銀行が向いている人は、イオンが近くにある人、団信を充実させたい人、頭金を少なくすませたい人になります。気になる人は、ぜひ不動産屋さんに相談してみてくださいね。
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