【失敗者に学ぶ】戸建て購入で後悔するポイント4選と対策まとめ

ずっと憧れていた戸建て購入を後悔する人は多いです。失敗したと感じる場合、その多くが情報不足や無理な住宅ローン借入です。

長年の夢だったマイホームを手に入れることは、あなたの人生の中でとても大きな出来事です。そのため、理想と現実のギャップで後悔することもあります。

そこで今回は、戸建て購入で後悔した人の失敗例や対策について解説します。

この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)

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実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。

【失敗の原因は情報不足】戸建て購入で後悔しやすいポイント4選

戸建て購入で後悔することが多い点は、以下の4選です。

 

材質の欠点をよく考えなかった

中古物件選び

ハウスメーカー選び

予想以上の出費

 

それでは一つずつ解説していきます。

 

材質の欠点をよく考えなかった

 

注文住宅の場合、自分で材質を選ぶことができますが、すでに完成している分譲住宅はそうはいきません。事前に確認しておかないと、後悔することも。例えば、以下のケースがあります。

 

Aさんのケース

3階建の戸建て購入をした。夏場は3階がかなり暑くなり、築10年経った今、天井のヒビ、壁紙の剥がれなどが気になる。暑さのせいなのか、築年数のせいかは分からないが、もっと内覧時に材質を確認すればよかった。

 

Bさんのケース

一枚板を加工する、自然素材で人気の無垢のフローリング。無垢のフローリングは長年の憧れだった。しかし、自然素材の無垢は、乾燥する時期、湿気の多い時期などは素材が萎縮して、フローリングに隙間ができる。そのため、ゴミが溜まりやすくて掃除が大変。

注文住宅の場合はもちろん、分譲住宅の場合も材質をしっかりと確認し、デメリットを事前に理解しておくことが大切ですね。

 

中古物件選び

 

割安が魅力の中古の戸建て購入。しかし、新築よりも老朽化の進行が早く、修繕費の積み立ては必須です。

雨漏りや寒さが気になるなど、快適に過ごすために戸建て購入したのに、豪雨や冬が来る度に生活がストレスになる場合もあります。

例え割安だったとしても、少なくても住宅ローン完済まで問題なく快適に過ごせるか、修繕の積み立てをしていく余裕はあるか、考えることが大切。

 

ハウスメーカー選び

 

ハウスメーカーによって、スキルや対応は変わります。ハウスメーカー選びを怠ると、戸建て購入間もない時に欠陥が見つかることも。

欠陥があると資産価値が低くなり、売却に不利になる可能性もあります。ハウスメーカーは信頼できる会社を探すことをおすすめします。

 

予想以上の出費

 

新築の戸建て購入の場合も、予想以上の出費に悩まされる人は多いです。災害大国の日本では、強力な台風や大きな地震が後を立ちません。

住宅ローン完済まであと半分という頃、外壁の修繕が必要だったり、やっと住宅ローン完済だと思ったら、壁紙や屋根の修繕費がかかったり。

普段から、修繕費の積み立てをできるだけの余裕を持つことが大切です。

  

戸建て購入を後悔しないために考えておくこと

 

戸建て購入で後悔しないためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは後悔しないためのポイントを解説します。

 

住宅ローンの借入は余裕を持たせる

 

住宅ローンは、審査に通れば希望の融資を受けることが可能です。しかし、注意点は借りられる額と、無理なく返済できる額は異なるということ。

戸建て購入は、購入してからが大切です。毎月の返済に加えて修繕費の積み立てができるくらい、借入額に余裕を持たせましょう。

 

また、小さなお子さんを持つ家庭の場合、今はそこまで教育費や食費がかからないかも知れません。しかし、中学、高校、大学進学の度にかかる費用や、大きくなるに連れて膨らむ食費は想像以上です。

ご自身のライフプランを考慮しつつ、将来支出が増えることを想定した上で、住宅ローンの融資額を決めましょう。

 

ハウスメーカーは信頼できる会社を探す

 

注文住宅の戸建て購入を検討している場合、ハウスメーカー選びはとても重要です。ただ単に有名だから、知人に紹介されたという安易な考えでハウスメーカーを決めるのは危険です。

 

保証期間は何年か、アフターフォローの内容はどんなものか、担当は自分の要望に耳を傾けてくれるかなど、あなたとの相性をしっかりと見極めましょう。

 

決定前には、自分の予算に合った会社を確認するために、複数社から見積もり依頼することもおすすめ。 

  

まとめ

 

今回は、戸建て購入の後悔しやすい点などについて解説しました。
まとめると以下の通りです。

 

・戸建て購入では、材質、予想以上の維持費の出費、ハウスメーカー選びなどについて後悔しがち
・住宅ローンの融資を受ける時は、修繕費や将来の養育費などを考えて余裕を持った額を設定する
・ハウスメーカー選びは保障内容、担当との相性などが大切

 

人生でベスト3に入るほどの大きな買い物である、戸建て購入。後悔しないために、事前の情報収集にはしっかりと時間をかけましょう。

 

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