一人暮らしのマンション購入について解説します。
マンション購入において知識をつけておくと良いので是非読んでみてください。
マンションを一人暮らしの人が買う割合はどれくらい?
マイホーム購入と言えば、結婚・出産などのタイミングをイメージする人も多いのではないでしょうか。
以下のデータは、住宅購入を検討する人が検討のきっかけとなったできごとの割合です。
出典:株式会社リクルート住まいカンパニー 住宅購入・建築検討者調査
結婚や出産は、住宅購入を検討する理由の上位になります。
そのため、一人暮らしでマイホームを購入するべきなのか、迷う人もいます。
マイホーム購入を検討しているにもかかわらず、購入に至らない理由で最も多いのは、住宅の買い時かどうかわからないためです。
(出典:不動産流通経営協会 ひとり住まいの持ち家ニーズ調査)
住宅の購入は、人生で一度あるかどうかの大変高額な買い物。慎重になるのも無理はありません。
しかし、一人暮らしの人でマイホームを購入する人は意外と多いんです。以下のデータは、マイホームを購入した住宅種類別の世帯人数の割合になります。
2019年度の調査結果では、新築・中古マンションどちらも5人に1人が一人世帯。
マイホームを購入する人の中で一人暮らしの人は、マンションを選択することが多いことがわかりますね。
また、上記のデータは家族世帯も含めた住宅購入者全体の割合ですが、以下は一人暮らし世帯が検討していた住宅種別の割合です。(既婚者の一人住まい含む)
家族世帯を含めた調査結果と同じく、1人住まいの人はマンションの意向が強く、検討者と購入者平均は新築分譲マンションで48.4%、その次が中古マンションで45.4%。
一人暮らしでマイホームを買うなら、マンションがおすすめです。
マンションを一人暮らしの人が買うメリットと注意点
一人暮らしの人がマンションを買うメリットは、下記です。
・資産形成ができる
・駅から近く通勤に便利
・セキュリティがしっかりしている
資産形成についてはマンション・戸建てどちらにも言えることです。
一人暮らしの人がマイホームを買うことを検討した理由で上位2つは、
・賃貸に「家賃」を払い続けるのはもったいないと思った
・老後の安心のため
となります。
賃貸に住み続けていた場合、マイホームに比べて老後の住居費負担が大きくなります。老後のためにも、住居の確保をしたい人と考える人が多いです。
また、マイホームを買う一人暮らしの人は、駅から近い物件を選ぶ傾向にあります。
(出典:不動産流通経営協会 ひとり住まいの持ち家ニーズ調査)
上記の結果から、6割以上の人が駅から徒歩10分以内を検討していることがわかります。
駅から近いマンションを購入すれば、将来結婚することになり住み替えが必要になった時も、買い手が見つかりやすい点もメリットです。
さらに、最新の設備が整ったマンションであれば、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティがしっかりしているため、一人暮らしの女性でも安心です。
一人暮らしの人がマンションを買う時の注意点は、
・購入後の維持費
・物件の売りやすさ
を考慮することです。
賃貸と違い、購入後は固定資産税や管理費などの維持費が必要です。維持費をしっかりと考慮した上で住宅ローンを借り入れましょう。
また、将来結婚や出産で住み替えが必要になる可能性もあります。駅から近い、日当たりがいいなど、将来の売却も視野に入れて物件選びをすることがおすすめ。
合わせて読みたい記事