実はリノベーション費用はローンで支払うことが可能!
一度に支払わなくっても大丈夫なんです。
これなら、リノベーションへのハードルもグッと低くなって挑戦しやすいですよね。
今回は、リノベーション費用のローンについて詳しくお話しをしていきます。
ローンの種類と違い
リノベーション費用い使えるローンには
- リフォームローン
- 住宅ローン
の2種類があります。
それぞれ一つずつご紹介していきますので、自分にあっている方を見極めてくださいね。
リフォームローン
ここで、「リノベーション?リフォーム?どっち?」となった方もいることかと思います。
まず、リフォームとリノベーションの違いについてお話ししておきましょう。
リフォームは『老朽化した設備や建物を修復する』こと。
そして、リノベーションは『機能を向上させる』ことが目的です。
つまり、リノベーションは単なる修復だけでなく、間取りの変更などをして住みやすように家を変えていくという意味合いも含まれています。
そのため、リフォームよりも工事が大規模になることも多いです。
リフォームローンではリフォーム費用もちろん、リノベーション費用だって、ローンで分割して支払うことができちゃうんです。
中古住宅を購入してリノベーションする場合はもちろん、すでに住んでいる自宅をリノベーションする場合にも適用できます。
特徴は次の通りです。
- 金利が高い
金利は3%~5%位になります。
住宅ローンの2倍以上です。
- 借り入れ限度額が少なめ
銀行によって異なりますが、借り入れ限度額を500万~1000万程度に設定しているところが多いです。
また、担保が必要になる場合もあります。
殆どの銀行でローンの取り扱っています。
- 返済期間が短め
返済期間は15年程度と短めの設定になっています。
そのため、毎月の返済額が高くなってしまいます。
審査が通りやすい
審査は比較的通りやすく、審査期間も1日~5日程度ですぐに借りられます。
住宅ローン
住宅ローンは、住宅購入費用とリノベーション費用をまとめてローンに組めるプランです。
つまり、すでに住んでいる自宅をリノベーションするだけなどの場合は利用できないので注意してください。
- 金利が低い
金利は1%を切ることも多く、とにかく低いです。
- 借入限度額が多め
もちろん銀行によって差額はありますが、借入限度額が一億円ほどと高く設定されています。
- 返済期間が長め
返済期間は35年程度まで設定できます。
毎月の返済額を抑えたい方におすすめです。
- 審査が通りにくい
収入を証明する書類を銀行に持っていく必要があります。
年収によって返済可能かどうかを厳しくチェックし、限度額が設定されます。
審査期間は、2~3週間と長めです。
リフォームローンと住宅ローンのメリットとデメリット
先程ご紹介したリフォームローンと住宅ローン。
どちらを選べば良いのか、悩んじゃいますよね。
中古住宅を購入した場合、それぞれのローンにどんな良い点と悪い点があるのかをご紹介していきます。
リフォームローン
良い点
リフォームローンを利用する場合、住宅購入費が含まれていないので別々にローンを組むことになります。
そのため、住宅を先に買っておいて後からリノベーション計画をじっくり練るということが可能です。
好きなリノベーション会社を選べるというところも大きなポイントです。
悪い点
リフォームローンは返済期間が短いため、毎月の支払額が高くなりがちです。
ただ、500万未満などの安い価格でのリノベーションを希望される場合は、返済額も抑えられるので上手く利用できるでしょう。
住宅ローン
良い点
住宅ローンとリノベーション費用をまとめて一本にすることで、毎月の返済額を抑えることができます。
一本のほうが返済計画も立てやすくなりますよね。
悪い点
住宅ローン一括型のプランは、取り扱っている銀行が限られています。
住宅購入時に、リノベーションに必要な設計図なども揃えなくてはいけないので、ゆっくりと計画している時間もありません。
ローンを組む時に必要なもの
ここからはローンを組む時に用意するものをご紹介します。
- 設計図
変更前と変更後の間取図の2つが必要です。
- 見積書
リノベーションにかかる費用の見積書が必要です。
- 健康保証書
- 免許証などの身分が分かるもの
- 源泉徴収票(2年分)
- 確定申告書(2期分以上)
まとめ
今回は、リフォームローンと住宅ローンの違いや、良い点・悪い点についてお話しをしてきました。
リフォームローンと住宅ローンの違い
リフォームローンと住宅ローンの良い点と悪い点
それぞれの特徴をしっかり把握して、無理のない返済計画を立てられるようにご自身にあったローンを選んでくださいね。
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