マイホーム購入となった時に、住宅ローン利用を多くの人が考えます。
金額も大きく何度も経験する人は少ないので、住宅ローンの仮審査から契約までの流れは、よく分からない人がほとんどです。
住宅ローン申込みの流れと契約までの期間を紹介します。
・住宅ローン申込みの流れ
〇全体の流れ〇
①住宅ローンを申込みたい金融機関を探す
②事前審査(仮審査)の申込みをする
⇓通過後⇓
③本審査の申込みをする
⇓通過後⇓
④金銭消費貸借契約(住宅ローン契約)の契約をする
⑤住宅ローンの融資実行=住宅購入
人生における大きなイベントのひとつとして、マイホーム購入があります。
そのさいに、多くの人が利用するものといえば住宅ローンです。
実際に住宅ローン契約はどのような流れになっているのでしょう。
解説していきたいと思います。
まず始めに手をつけること、どこの金融機関の住宅ローンにするかです。購入する住宅の不動産会社などでは提携している金融機関があります。
そのような金融機関で扱っている住宅ローンでは、金利が低いといったメリットがあり、
手続きも間に不動産会社が入ってくれるので、手間がかからずスムーズな流れですすみます。
不明な点などは不動産会社や住宅メーカーの担当者に相談してみても良いかもしれません。
その道のプロなので、詳しく教えてくれるでしょう。
ですが、銀行以外の信用金庫やネット銀行でも住宅ローンを扱っている金融機関は沢山あるので、自分で探すことも可能です。
どこの金融機関のホームページでも詳しい情報をみることが出来ます。
各金融機関で行っている住宅ローン相談会に足を運んでみるのも良いでしょう。
ネットの情報だけでは不安なことも専門の方に直接聞くことが出来るため、安心感も得られます。
申込む住宅ローンが決定したら、いよいよ申込みです。
・事前審査と本審査の期間
金融機関によって異なることもありますが、審査の結果がでるまでを平均すると2~3営業日、長くて1週間ほどかかります。
申込む住宅ローンが決まったら、事前審査の申込みをします。住宅ローンによる借り入れは、購入する物件を担保に借り入れを行うため、契約をしてから融資が受けられないという事になると困ってしまいます。
そのような事態を防ぐために、契約前に簡単に審査してもらうことを「事前審査」といいます。
事前審査では、本人確認資料(運転免許証など)や源泉徴収票などの収入に関わる書類のほか、物件のパンフレットや販売図面などの書類が必要になります。
流れをいいますと、事前審査の結果がでたら住宅ローンの正式な契約にうつります。
金融機関と金銭消費貸借契約を結び、融資実行です。
注意しておきたい点は、事前審査を通過したからといって、本審査も確実に通るとは限らないことです。
万が一、本審査に通らなかった時には違約金や手付金を支払うことになってしまわないよう、「ローン特約」という特約があるかをきちんと確認しておきましょう。
「契約を白紙にできる」というものです。
本審査では、契約者の年収、勤続年数、車やその他のローンの借り入れ状況などをチェックされ、必要な書類も増えてきます。 住民票や印鑑証明も必要になります。
これらは3ヶ月間という有効期限があるのであまり早く取りすぎないようにすることも注意が必要ですが住宅購入までの流れを円滑にすすめるために、必要な書類は取れるときに取っておくこともポイントです
・金銭消費貸借契約までの期間
本審査が無事に通ったら、最終段階に入ります。
金銭消費貸借契約を金融機関と締結しますが、金利や返済期間などといった、細かな詳細はこの時点で決まる事がほとんどです。
この契約も済むと融資が実行され、お金が振り込まれ、物件の受け渡しが可能になります。
金融機関の営業日に実行となることが多いため、手続きは平日がほとんどでしょう。
ここまでの流れをみてみると、住宅ローン探しから契約・実行・物件受渡しまでの期間は書類準備や事前審査・本審査が問題なくすすんだ場合、3週間ほどでしょうが、少なくとも1ヶ月はかかるとみて問題ないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
住宅ローンの契約は一大イベントのようなものですので慎重にすすめていきたいところですが、憧れのマイホーム購入となりますと、早く流れをもっていきたいところですよね。
前もって準備する書類や、会社を休まなければいけない日数などリサーチしておくと申込みから契約までスムーズに流れ、とんとん拍子とすすんでいくことと思います。
参考になりましたら嬉しいです。
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