結論としては、頭金なしでもマイホームは買えます。
とは言え、家の購入には物件代だけでなく諸費用も必要となってくるので、ある程度の頭金を用意できるならばした方がいいです。
しかし、どうしても貯められない場合の方法もありますので、こちらでご紹介していきたいと思います
◆頭金なしでもマイホームが買えるの?
冒頭でもお伝えしたように、実は頭金がなくてもマイホームを手にいれることができます。
フルローン融資や諸費用ローンといった仕組みがあるからです
基本的に年収に対しての借り入れが過大でなければ物件価格全て融資が出ることは珍しくありません。
毎月の返済額が月収の30%に収まっていることが目安となります。
実際購入者の2割が頭金なしで購入したデータもあります。
出典:アルヒ
頭金は多少でも用意した方が、住宅ローンを組む際もスムーズとなりますし、何よりご自身の負担が軽くなるのは否めません。
また、物件代は住宅ローンを組んだとしても、建物の料金以外の諸費用がかかってきてしまいますので、ある程度の現金が必要となるのです。
しかしながら上述したように頭金を用意することができないという人も、すぐにマイホーム購入を諦めることはありません。
◆頭金って一体なんだろう?どれくらいあるといいの?
住宅ローンを使って家を買う際に、必須となってくる頭金ですが、実際のところ何のための費用なのかわからない人も多いでしょう。
頭金とは、簡単にいうと下記の公式で表せます。
頭金=物件の価格―住宅ローン借入額
つまり、自分で用意したお金で支払う部分です。
大抵の人が貯蓄をして頭金に当てています。
気になる、頭金の必要目安は、通説では物件の値段の20〜30%程度と言われています。
これはあくまでも一般的な話で、実際のところは自分が購入したいと思っている物件の諸費用を含めた金額から無理なく借りることができる金額を引いた額ということになります。
頭金を入れると金利負担が減り、総支払額が少なくなるという事がポイントとなるのです
下記表をご参考ください。
また、頭金が多いことのメリットとしてもう一つあげられるのがローン審査についてです。
住宅ローンを借りるには、当然審査にかけられるのですが、審査が通らなければ住宅ローンを諦めなければなりません。
どんな基準で住宅ローン審査が行われるかは、金融機関によって様々ではありますが、頭金が多いと審査が通りやすくなることも多々あります。
つまり、借入額が少なくなるので、返済に対する安心感はもちろん、信用を得ることができるためです。
まとめ
頭金なしでもマイホーム購入を諦める必要はないことがわかりましたね。
しかし、頭金を準備しようがしまいが、どちらにしてもしっかりと将来的な計画を立てることは大切です。
頭金なしよりも、ありの方が有利ではありますが、最初に無理をしすぎることで生活を圧迫するようなことも考えられます。
見切り発車にならないように、細やかなプランを持って夢の持ち家購入をしましょう。
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